2011年3月11日に発生した東日本大震災の発生を受け、
同20日、オトゥンバエヴァ大統領は記帳を行い、日本国民に向けてのメッセージを記しましたので、以下に掲載致します。
「親愛なる日本の友人達へ、
我々は、この数日間、日本国民が背負っているこれらの恐ろしい苦境と喪失を、痛みを胸に感じつつ見守っています。
しかし、我々はまた、日本国民がこれほどの勇敢さ、最高の規律性をもって事に当たっていることに感嘆しています。
日本国民は世界のどこであろうとも一番に支援の要請に応じてくれます。我々のあらゆる問題及び困難に迅速な反応を
見せてきました。日本国民は我々が支持と支援を必要としている時には常に共にいてくれました。
キルギスのすべての国民及びすべての家族が日本国民のことを心配し、出来ることをしたいと望んでいます。
我々の全国民の魂と心は日本国民と共にあります。
亡くなられた方々及びご家族、そして行方不明となっている方々に心からのお悔やみを申し上げます。
我々は、あなた方のような国民であれば、たとえ問題が極めて大規模かつ破壊的なものであっても、これらを迅速に克服
すると信じています。
平和、平穏、そして沈着が保たれることを祈念します。我々は常にあなた方と共にあります。
キルギス共和国大統領 ローザ・オトゥンバエヴァ
2011年3月20日 ビシュケク市」