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私が駐キルギス共和国日本国特命全権大使に任命されたことは、私にとって大変大きな名誉と喜びです。2013年2月20日、私は信任状をアルマズベク・アタムバエフ大統領に捧呈しました。
私はキルギスに着任するまでに、モンゴル、ロシア、アメリカ、ウズベキスタン、ベラルーシといった国々で勤務したことがあり、とても印象的だったのが、最初に着任した国であるモンゴルと、現在の赴任国であるキルギスでした。この二つの国は過去には遊牧民の暮らしをしており、多くの点で共通点があります。
2013年初めのアルマズベク・アタムバエフ大統領の日本公式訪問を契機として、両国民の関係はダイナミックに発展しています。2月27日にはキルギス共和国のアルマズベク・アタムバエフ大統領と我が国の安倍晋三首相の公式会談があり、両首脳は“キルギス共和国と日本国との友好パートナーシップ及び協力の更なる深化に関する共同声明”に署名しました。また、“ビシュケク―オシュ道路クガルト川橋梁架け替え計画”交換公文への署名が行われました。
今回のアルマズベク・アタムバエフ大統領の訪日が、様々な分野で日本・キルギス関係の新しい段階を成功裡に始めるための基礎になることを願っております。
日本とキルギス間の文化的交流の活発化も、今後の二国間の関係の発展の基礎になると思います。両国間では青年交流も活発的に行われており、さらに、キルギスでは様々な日本文化行事が行われています。
私はこれらの行事も今後の日本とキルギス共和国の相互理解と相互関係の発展に貢献するものと思います。
自信を持っていえることは、20年以上の間で両国関係は、新しい高いレベルに達したということです。この20年間で両国間は相互の首脳会談をはじめとする二国間対話から始まり、経済、経済協力、文化、青年交流を含む様々な分野における関係を築きました。
私は、未来の二国間の関係が様々な分野で更に発展することを願うとともに、今後の関係の発展のための努力をしていく所存です。
駐キルギス共和国日本国特命全権大使
小池孝行