合田秀樹大使着任挨拶

令和4年11月29日
前田茂樹大使
10月にキルギス国駐箚特命全権大使として着任しました合田秀樹(ごうだ・ひでき)です。
今年2022年は、日本とキルギス共和国が国交を樹立して30年目に当たる記念すべき年です。このような年にキルギス共和国の大使として着任したことは、私にとって大変に光栄なことです。
 
国交樹立以来これまで長年にわたり、日本とキルギス共和国とは、さまざまな分野で友好親善を深めてきました。
 
この中で、「一村一品プロジェクト」などは、キルギスのそれぞれの地域が工夫して自分たちの持つ力で生産品を作り雇用を生み出すことを支援してきた素晴らしいプロジェクトだと思います。このような取組を引き続き支援していきたいと思います。
 
また、両国は、幅広いレベルでの人的交流を積み重ねてきました。人材育成奨学計画(JDS)により日本で学んだ200人を超える留学生が帰国後にキルギス共和国政府で重要な地位に就き、国の発展のために活躍されていることを喜ばしく思います。人は、国の発展のための礎です。私もJDSの留学生として日本の大学院で学んでいる学生に日本の公務員制度について講義をしたことがあります。彼らが国の発展のためにいっそう活躍されることを願っています。
 
キルギス共和国を含む中央アジア諸国は日本にとって重要なパートナーです。キルギス共和国と日本の友好親善がいっそう深まるよう、微力ながら全力を尽くしていきたいと思います。皆様の御支援と御協力をお願いします。
 
2022年11月
キルギス国駐箚特命全権大使
合田秀樹